倉敷市玉島で保護した子犬や、倉敷市保健所に収容されている子犬をミルクボランティアして育て、里親さまにお繋ぎする個人ボランティアチームです。
DogRibbon倉敷は、おうちのない仔犬達を
新しいご家族に繋げるために活動しています。
岡山県倉敷市の玉島工業地域に2022年現在、野犬が12匹ほど存在しています。
今から15年ほど前の玉島地区は野犬が100匹以上いたと言われており、私が活動をスタートした2016年には50匹ほどに減っていました。そこまで減った理由は、先輩ボランティアさんがとにかく増やさない為に、野犬が産んだ子犬を保護していくということを長年にわたり地道に活動してこられた成果だと思います。
そして、2016年から引き続き子犬を保護していき、困難だった成犬の保護を保健所の職員さんや保健所ボランティアteamKARさんに協力していただいたことで、この7年間で確実に、野犬の数が減っていきました。
これ以上不幸な犬が増えないよう野犬が子を産んだら保護をし、里親様を募集し、温かいご家族様にご縁をお繋ぎする活動を行っています。
また、2019年頃より倉敷保健所に収容されている主に子犬(乳飲み子や調子の悪い子など)を預かり、ミルクから育てたり、病院に連れて行ったり、体調のケアをしながら育て、人馴れさせながら里親様にお繋ぎできるようしております。シェルターはなく個人宅でそれぞれがスタッフが預かりボランティアをしています。
休むことなく子犬のお世話に追われているので、忙しい毎日ですが、ワンコ達の幸せの為に一生懸命取り組んでいます。どうか、応援していただけますと幸いです。
日々の活動をInstagramから投稿してます
里親募集中の犬達
こうきくん♂
2歳過ぎたがっちり体系のイケワンこうきくんです!体重22キロ!去勢済みで元気もりもり男の子♪
生後1か月半の子犬の頃にバベシア症を発症したけれど、投薬治療のおかげで完治し、今現在再発無しの健康そのもの!!
喜怒哀楽がすっごくわかりやすくって、見ていて面白くて飽きない子です(*^-^*)
時々アウアウとおしゃべりもしてくれます。好きなものはボール遊び!
甘えん坊でとっても可愛いです♪
みちくん♂
もう少しで1歳を迎える17キロの黒ワンコです♪去勢済みでワクチンやフィラリアなど接種済み。下顎が出ていていわゆるしゃくれちゃん(^_^)
そして、産まれながらの先天性の水頭症です。
獣医の先生も驚くほど元気で今のところ何の症状もなく元気いっぱいに過ごしてます。
少し多動があり旋回運動がみられます。お散歩にはいけれないですが、お庭で走ったりできれば十分かと思います。
甘えん坊で撫でられるのが大好きで前足でちょんちょんして催促してきます♪
雨水や泥水をすすり、食べられるものを探しさまよい、ひたすら明日の為に生きています。
病気にもなりやすく短命な野犬達。このような不幸な野犬が増えないよう、
目標は「野犬ゼロ」にすることです。
夏は暑さで体力を奪われ、冬は寒さで凍えます。子犬を保護した時、最初は排泄物から草が出てきます。食べるものがなく飢えに苦しむと、草や土を食べてなんとか生き延びている。そんな現実。
母犬のお乳が出ているのを発見したら子を産んでいるので、どこに産んでいるか草が生い茂る場所をひたすら探すのですが、その時に野犬の亡骸をみることがあります。土の上で白骨化したその亡骸は、まだ小さく幼いものだったりします。弱いものから命を落としていきます。この世に生まれついたのに、人知れず亡くなっていく。何のために生まれてきたのでしょうか。
人に捨てられた元飼い犬が野犬に・・虐待されていた子も中にはきっといるでしょう。人に飼われていたのに、信じて愛していた人に捨てられる・・こんな悲しいことはありません。
産まれてきた小さな命も、生まれついたのが野犬だっただけで、飼い犬として大切に飼われている犬たちとなんら変わりません。
そのような子を人間がただ知らん顔をするのではなく、手を差し伸べたり、自分たちができることをしていく人たちがもっともっと増えていってほしいと思っています。
この子達を救えるのは人間しかいません。多くの人が野犬や保護犬に目を向けて頂ければ幸いです。
野犬を増やさない為、仔犬の保護に向かいます!
季節関係なく年に1~2回は出産する母犬。
母犬から子犬を奪うことは可哀想ですが、保護しないと野犬になるか亡くなるかどちらかの道しかありません。
生き延びても過酷な環境で生き、また不幸な命が生まれて繰り返されるだけなので、幸せに繋ぐために、増やさない為に保護するしかありません。
毎回同じところに産むことはなく、どこに産んでいるのかわからない為、ひたすら探し歩き回り、母犬が産んでいそうな場所を探しますが必ず見つけられるわけではなく、みつけられない時もあります。
雑草をかき分け、広い広い雑草・森林の中を探すので見つけるのがとても大変です。
母犬を保護することはとても難しく、なかなか成功できませんでしたが、ここ数年の間、倉敷保健所ボランティアteamKARさんや、保健所の職員さんにご協力頂き、成犬の捕獲も数匹成功することができました。
保護した野犬成犬の犬達は一旦倉敷保健所に収容されますが、みんなお家がきまり譲渡されています。
保護っ子コソコソ話★乳飲み子がいっぱい?!大変だった思い出~
2016年、ボランティア活動を始めて間もない頃、まだ乳飲み子を育てたことのなかった私。
まさか初体験で7匹~からの、10匹もの乳飲み子を育てることになるとはつゆ知らず、、
季節は春。この時、同時に2匹の母犬が子を産んでいるのを発見して、数の多さにびっくり。しかもまだ目の開いていない生後1週間くらいの月齢で・・全部で13頭いたのです!
この時、乳飲み子を育てられるのは先輩ボランティアさんと私しかいなかったので、(私未経験・・)
2人で子犬を分けて、連れて帰り、それから里親さんの元へ貰われていくまでの間、必死になって育てました。
3~4時間おきの哺乳瓶でのミルク。
初めてのことで下手くそだった私は1匹に与えるのに15分かかっていました。
ですので、7匹のミルクをあげるのに2時間くらいかかっていたんです。
やっとミルクがやり終えたかと思えばまたすぐに次のミルクの時間がやってくる。
この繰り返し。食べる間も寝る間も惜しんで・・家事が全然できなかった。
初体験だったのでわからないことだらけ。不安だらけ。他に頼れる人もいなかった。
でもやるしかなくって!
最終的には10頭引き受けて育てました。この時はもう、毎日がてんやわんやで本当に大変でした(;^_^A
10頭という数の乳飲み子を育てたのはこの時と、2年後にもう一回訪れたんですが、、その時はまた試練が待ち受けていました。
全くミルクを飲まない子が2~3匹いたので、こうなると難易度がぐんとあがります。
病院にも通いながら、焦りと疲労と睡眠不足でとにかく辛くて泣きながら育てたということがありました。
命がかかっていることなので途中で投げ出すことはできません。
今思い返すと、あの時頑張ったんだなぁって自分を少し誇らしく思えました。
もう2度とあんなにたくさんの数を育てることはできないと思いますが、
育てた子たちが幸せになっていく姿を見ると、疲れも辛さも吹き飛んだし忘れちゃいました。
幸せになってくれることこそが最高に幸せだなぁって(*^-^*)
里親さんの元へ送りだせることの、ありがたさ。
乳飲み子を育てることは、時には大変な思いをして育てていきますが、愛くるしい姿や一生懸命ミルクをのんで生きようとする生命力に心を打たれるものがあり、命の尊さを感じずにはいられません。
犬を通じて、人が学ばせてもらっていることも多いです。
幸せな経験をさせてもらっています。
大変な思いをしたことも、良い思い出ですね!!
乳飲み子を育てるには3~4時間起きにミルクが与えることができる人でないと育てられないのですが、
ミルクボランティアをしてみたい方、仔犬を育ててみたい方、ボランティア活動してみたい方、ぜひお問い合わせいただけますと嬉しいです(*^-^*)
譲渡会・フリーマーケットイベント
月に一度の『保護っこ子犬の譲渡会』
育てた仔犬たちは生後1か月を過ぎる頃には里親様を募集していきますので、同時に譲渡会も開催しています。
実際に見て触れ合っていただく、楽しい見学会となっています。
倉敷市玉島にあります「ウェルネスドッグパークてけてけ」さんにて開催させていただてます。
今はコロナ感染対策で予約制にさせていただいてますが、予約が埋まらない場合は自由参加に変更しています。
譲渡会最新情報はInstagramやブログから発信していますのでそちらをチェックくださいね。
春と秋のチャリティーフリーマーケット
涼しい季節に開催するフリーマーケット♪
フリマでの売り上げを保護活動の活動費にさせていただいてます♪仔犬たちのお世話にかかるものや医療費など。フリマで販売するものはみなさまからいただいたご支援品になります。
おうちにある不要になったものをいただいてます。
フリマには、卒業生もたくさん遊びにきてくれるので、ぷち同窓会になったりします!ぜひ遊びにきてくださいね♪
フリマの情報も主にInstagramから発信していますのでチエックしてくださいね(*^-^*)